10年以上前から日本でも話題になっていたのでご存知の方も多いかと思いますが、今回は私も実践している「ホ・オポノポノ」をご紹介させていただきます。

正式には「セルフ・アイデンティティ・スルー・ホ・オポノポノ」と言い、ハワイで人間州宝に認定された伝統医療のスペシャリストである、故モーナ・ナラマク・シメオナ女史が数百年前から伝わる「ホ・オポノポノ」を進化させたものです。

「ホ・オポノポノ」の素晴らしいところは、とてもシンプルで、いつでもどんな時も一人で実践できることです。

人間が思うように生きることができないのは、潜在意識の中にある記憶が原因。

この記憶をクリーニング（消去）することで、神聖なる存在からのインスピレーションが届き、それに従って生きることで、完璧な状態で物事が起きるという考え方ですね。

例えば、辛い記憶はトラウマとして、良い記憶は執着となって、正しい判断をすることの妨げとなっています。

そのため、記憶を手放し、ゼロの状態になることで、思い込みや先入観、偏見などの記憶を消去し、本来の自分自身が持っている能力を発揮することができるようになっていくのです。

「ホ・オポノポノ」で運命はなく、あるのは記憶だけ。

ですから、人生で起こるすべての出来事は、誰のせいでもなく、潜在意識の中の記憶の再生によるものです。

どんな出来事もネガティブにとらえず、潜在意識からクリーニングをする機会が与えられたのだと考えることが大切なのだそうです。

例えば「相手に変わってほしい」とか「病気を治したい」などと考えることなく、ただひたすらクリーニングに集中します。

無心にクリーニングを続ければ、やがてインスピレーションが降りてくるようになったり、本来の能力を発揮できるようになったり、周りの問題が解決されていったりします。

クリーニングのために必要なのは、

「ありがとう」

「ごめんなさい」

「許してください」

「愛しています」

という【４つの言葉】をただ繰り返すだけです。

余計なことは考えないで、ひたすらクリーニングを繰り返していくことです。

「ホ・オポノポノ」はとてもシンプルで誰にでも取り入れやすく、丸山修寛医学博士をはじめ、私の周りにも実践している人がたくさんいらっしゃいます。

クリーニングを実践することは、潜在意識との関係を良好にすることにもつながりますので、ぜひ皆様もお試しくださいね！

カタカムナ・クスリ絵の学校

京都校校長

森　雅之

2020.10