すべては必然だった!ヒューレン博士と鷲の羽根が教えてくれたこと
今日は4月1日のエイプリルフールなので信じてもらえないかもしれませんが、昔のことを思い出しながら書いて見ようと思います。
今から約10年前、株式会社トータルヘルスデザインに務めていたとき、SITHホ・オポノポノのイハレアカラ・ヒューレン博士にインタビューさせていただく機会がありました。
ヒューレン博士に初めてあったその時、「あなたの背中に大きな鷲の羽根が見えますね」とおっしゃったのです。
私は英語が話せないので通訳の方が教えてくれたのですが、私の頭の中は「???」という状態でした。
「ヒューレン博士、それってどういう意味なんですか?」と尋ねたら、「もうクリーニングしたから、今は見えません」とのこと(笑)。
結局、この話題はそれっきりで、取材と食事をしてその日を終えました。
私も「鷲の羽根」についてまったくピンとこず、あまり気に止めていなかったのですが、頭の片隅にはずっと残っていました。
それからしばらくして何かヒントになることはないかと調べていたら、鷲はネイティブ・アメリカンと深い関わりがあると知りました。
生き物の中で最も高くまで勇猛に飛ぶ鷲は、太陽の近くまで飛んでいける唯一の存在として、ネイティブ・アメリカンの中で最も神様に近い存在とされてきたそうです。
現代風に言えば、名声やリーダーシップ、将来性の象徴なのでしょう。
さらに、神様に最も近い存在である鷲は、神様に人間の思いを伝えてくれる生き物だと考えられていたようです。
その羽根は神様と交信するための重要なアイテムとして用いられ、お祓いにも使われていたとのこと。
また、鷲が羽根を羽ばたかせて飛び立つことから、飛躍することや運気を上げることを象徴し、歓迎と友情、平和も表していました。
ネイティブ・アメリカンは友情を深めたしるしとして羽根をプレゼントする風習があるみたいで、それで鷲の羽をデザインしたアクセサリーが多いのですね。
この段階では、まだ「なんだか縁起良さそう」ぐらいの印象しかなく、それっきり調べることもやめていました。
それから数年経って、また鷲の羽根のことが気になり調べ直してみると、事実かどうかはわからないのですが、鷲に関するネイティブ・アメリカンの伝説の話を目にしました。
その伝説によれば、鷲は長生きする鳥としてよく知られていて、最高70年生きるそうです。
しかし、このように長生きするためには、約40年が過ぎた頃に重要な決断をしなければならないとされています。
鷲は約40歳になると爪が弱くなり、獲物がうまく獲れなくなってきます。
また、くちばしも長く曲がり、自分の胸につくようになります。
さらに、羽も重くなり、徐々に飛べなくなっていくそうです。
ここで鷲は、大きな2つの【選択】をするといわれています。
①このまま死ぬ時期を待つ
②苦しい変化の旅に出る
②の自分の変化の道を選んだ鷲は、まず山の頂上に行って巣を作り、150日間かけて、とても苦しいいくつかのことをやり始めます。
最初の50日間で自分のくちばしを岩に叩きつけて壊し、新しいくちばしが生えてくるのを待つ。
↓↓↓
次の50日間、生えてきたくちばしで、爪を1枚ずつ剥ぎ取り、新しい爪が生えてくるまで苦しみに耐え続ける。
↓↓↓
最後の50日間、生えてきた爪で、羽を1本ずつ抜く。
こうして150日間が過ぎ、新しい羽が生えてきた鷲は新しい姿に変わることで、また空に高く高く羽ばき、残りの30年間を生きていくという伝説です。
この物語に生物学的根拠はありません。
一般的に鳥は雨が降り出すと、木陰で羽を休めるものですが、鷲は雨が降り出すと、さらに高く高く昇り雲の上にまで飛んでいくそうで、そんな鷲の姿から生まれた伝説といわれています。
ネイティブ・アメリカンは、この伝説を通して
なにを伝えているのでしょうか?
私なりの解釈でいえば、「人も変化することを恐れず、行動することでさらに羽ばたける」ことなのかなと考えています。
私自身、45歳で長年勤めた株式会社トータルヘルスデザインを退職し、今年の2月にアイツタエル合同会社を立ち上げ、カタカムナ・クスリ絵の学校京都校を開校しました。
株式会社トータルヘルスデザインは本当に良い会社で、仲間やお客様にも恵まれていました。
その会社を辞めるということは苦しい決断でしたが、それを実行したからこそ新しい出会いやご縁、学びが生まれています。
カタカムナ・クスリ絵の学校では潜在意識のクリーニング法としてホ・オポノポノも取り入れていますし、結果的に見れば「すべては必然だった」と感じるほどに繋がっています。
ネイティブ・アメリカンにとって鷲の羽根が神様と交信するためのツールであったように、皆様がご自身の中の小さな神様である潜在意識とコミュニケーションを円滑にはかれるようになるためのお手伝いをさせていただくことが私の使命だと感じております。
今まで書いたことは勝手な解釈も含まれていますが、私にとっては事実であり、気づきです。
これからもよりいっそう皆様のお役に立てるように、大空を優雅に羽ばたいていきたいと思います。
つたない話を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
カタカムナ・クスリ絵の学校
京都校校長
森 雅之
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